2013年6月15日土曜日

百田尚樹「海賊と呼ばれた男(下)」,講談社

イランの石油の買い付け権利で,国岡商店がすごい冒険をし,実現したことをこの本で知った.何かをやるには,当然のごとく,危険をいろいろと冒すことが必要だが,それをあらためて感じさせてくれた.今の教育に足りないものは,こういうことを教えることではないだろうか.
国岡は,初婚のユキとは別れている.それは,子ができなかったので,ユキから離婚を願い出たものだが,国岡はユキがずっと自分のことを慕い続けていたことを知って,涙する.自分はユキと共に生きるべきではなかったのかと自問自答する.この辺は,読んでいて私も涙が出そうな思いだった.
下手な感想を書くのは,この本に対して失礼である.国岡鐵造に心から惚れると共に,1人の男をこのように書き上げるすばらしい力量に感嘆する.

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